車保険には、大きく分けて「代理店型」と「ダイレクト型(ネット型)」の2種類があります。

代理店型と、ダイレクト型では、保険料がおおきく違います。

どうしてそんなに違うんでしょうか?

今回は、保険料に差がでる理由と、どちらから入るのがいいのかをまとめてみます。

代理店型の自動車保険

代理店型は、保険にはいるときに、「保険代理店」を通じて契約をします。

例えば、ディーラーで自動車保険を契約するとします。

このときは、ディーラーが「保険代理店」になっています。

あるいは、いくつもの保険会社を扱っている、保険専門の代理店が窓口になっているケースもあります。

大手の保険会社は、ほとんどこの「代理店型」です。

会社の名前をあげると、

  • 東京海上日動火災保険
  • 損保ジャパン日本興亜
  • 三井住友海上火災保険
  • あいおいニッセイ同和損保
  • AIG損保

などです。

ダイレクト型の自動車保険

ダイレクト型は、保険にはいるときに、インターネットを通じて直接、保険会社に申し込みをします。

保険代理店を経由せず、保険会社と直接(ダイレクトに)手続きをするので、「ダイレクト型」と呼ばれています。

保険会社の名前をあげると、

  • ソニー損保
  • おとなの自動車保険
  • チューリッヒ
  • イーデザイン損保
  • 三井ダイレクト損保
  • SBI損保

こういった保険会社ですね。

契約者が多いのはどちら?

代理店型とダイレクト型、どちらのほうが契約が多いのでしょうか。

これだけインターネットが身近になった今でも、代理店型が圧倒的なシェアをもっています。

ダイレクト型のシェアは、2017年の時点で8%程度しかありません。

残りの92%は、代理店型です。

ただ、ダイレクト型のシェアも毎年じわじわと伸びてきてはいます。

代理店型のメリットは?

代理店型のメリットは、「顔の見える担当者がいる」ところです。

事故をして不安ななかで、パッと「とりあえずあの人に連絡をしないと」と顔が浮かぶのは、安心感があります。

また、自動車保険の条件が変わるときにも、相談しやすいです。

「今度、子どもが免許をとるんだけど、保険をどうすればいい?」といったように質問をすれば、答えを返してくれます。

自動車保険は、とても複雑なので、それを自分で理解するのは大変です。

代理店型のメリットは、ややこしい保険の手続きを任せることができ、事故のときにも窓口がすぐに分かるところです。

ダイレクト型のメリットは?

ダイレクト型のメリットは、とにかく「保険料が安い」ことです。

ダイレクト型の保険には、代理店型のような担当者がいません。

担当者がいないということは、人件費がかからないぶんだけ、単純に安くなります。

ダイレクト型の保険は、代理店型と補償を同じにして比較したとしても、年間で1万円~3万円近く、安くなることが多いです。

ダイレクト型は、かなり保険料が安いので、ときどき「安かろう、悪かろう」だとイメージされていることがありますが、そんなこともありません。

安い理由は、補償が貧弱だからではなく、保険の手続きをしてくれる人を省いているので、人件費を節約できるからです。

代理店型とダイレクト型、どちらがおすすめ?

結局、代理店型とダイレクト型のどちらがいいでしょうか。

代理店型は、「少し高くてもいいから、顔の見える保険の担当者についていてほしい」という人向けです。

「更新のとき、変更手続きのとき、事故対応のときなど、顔の見える担当者がいてくれるほうが安心だ。自分で保険のことを調べて手続きするのは大変だし。そのためなら年間1万円~2万円高くてもいい」と感じる人は、代理店型が向いています。

ダイレクト型は、「保険の手続きくらい自分でするから、安いほうがいい」と考える人向けです。

「いちいち対面して手続きをするのはわずらわしい。ネットでやってしまうほうがラクだし安い。ネットの保険会社だって、困ったら電話で相談できるんだから、分からないことがあったら自分で電話すればいい。それで1万円~2万円安いなら、そのほうがいい」と思う人は、ダイレクト型を選ぶほうがリーズナブルです。