学資保険は、教育等の子供の将来を見据えて教育資金を貯金する事を目的としております。
学資保険は、定期保険(掛け捨て)や終身保険(一生涯)と同じ考え方をされており、生命保険の一つと考えられております。
学資保険に入ると、一定期間(満期日)月々支払いをして教育資金として、満期日に満期保険金として受け取る事ができます。
学資保険の満期日は、一般的に子供が養育費が必要となる、高校の入学時か大学の入学時になり、どちらか一方又は両方の選択ができます。
学資保険のポイント
学資保険のポイントとしては、総支払額に対してどのぐらいお金が戻ってくるかと言う返戻率になります。
学資保険は、貯蓄を主とした保険の商品ですので、支払った総額から満期時にどのぐらいお金が戻ってくるかが保障内容よりも重要な事になります。
『元本割れ』の現象が出てきます。
総支払額に対していくらお金が戻ってくるかは保険会社によって異なります。
戻ってくるお金が多くなればなるほど、トータル的にお得な学資保険になります。
戻ってくるお金が高ければ高いほど、生命保険としての保障内容が浅い物となってしまいますので注意をしてください。
学資保険で何を重視するか
学資保険は生命保険の一種になります。
貯蓄を重視するか、それとも保障内容を重視するかで考え方が変わってきます。
教育資金を貯める事以外にも、万が一の為に被保険者の保険として活用する事ができます。
学資保険は保障を重視すると、万が一被保険者(子供)に何か起こった場合は、月々の保険支払を免除される場合がございます。
そして、親を亡くした場合は、子供に対して18歳になるまで一定金額を毎年給付する等、育英年金制度が学資保険に付いている保険商品もあります。
保障内容を重視してしまうと、保険商品で貯蓄機能が低くなってしまい『元本割れ』をおこしてしまいます。
場合によっては満期時に受け取るお金が少なくなってしまいます。
学資保険の場合は貯蓄を重視するか、それとも保障を重視するかを、あなたが決めておく必要があります。
1、加入する目的を決める
2、商品を比較してお得な保険商品を選ぶ
この2つがポイントになってきます。